全関からの文章です
令和元年6月6日
各地域協会長 殿
(公社)全関東電気工事協会
専務理事 前田 雅彦
低圧引込線の引込線取付点側での新規施工方法の展開について(周知依頼)
東京電力パワーグリッド㈱(以下、「東電PG」という)から標記のことにつきまして、下記内容の周知依頼がございました。
つきましては、貴協会引込線関係請負工事店および関係者様へ、周知などご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
記
1.東電PGからの周知依頼内容
東電PGの配電設備の定期巡視において、東電PG低圧引込線と通信事業者引込線(弱電線)の離隔不足による電技不良が多数新規発生していることが確認されました。
新規不良発生を「なくす」ことを目的とし、引込線の新規施工方法を検討した結果、その施工方法の有効性が確認できたため、東電PG全社で展開することになりました。
東電PG全社で展開することに伴い、引込線関係請負工事店においても新規施工方法でのご対応をお願いいたします。
また、既存設備改修時、弱電線との離隔が確保出来ている場合は、新規施工方法での改修は不要です。
<概要・工事内容>
当該不良のお客さま取付点付近における新規不良発生を防止することを目的としています。
東電PG引込線新設時の引込線取付点側での施工に関して、離隔(15cm)確保が可能となるよう、引込線縁廻部を従来の”下向き”施工から”上向き”施工へ変更してください。
ただし、屋根等上部造営材と接近・接触の可能性がある場合は、従来通り下向き施工してください。
【具体的なポイント】
1.DV線…引込線縁廻部を上向きに施設し、内線と接続
2.CVケーブル…CVケーブルの縁廻部を鋼より線の上越しし、内線と接続
*詳細な施工方法については、「引込線取付点側施工方法資料(別紙1)参照
<対象エリア>
東電PG全地域(島嶼地域も含む)
<対象工事>
DV電線およびCVケーブルの引込線工事全般(引込線取付点箇所)
*引込線新設時は、本施工方法を標準とします。
2.適用時期
現落日が2019年6月10日から
3.添付書類
別紙1 引込線取付点側施工方法資料
以上
扱者:松本(紗)
具体的な方法は添付ファイルを参照して下さい。